MacOSX El CapitanにHomebrewをインストール
あけましておめでとうございます。
もう1月も半ばとなったが初エントリ。
前職を年末の少し早い時期に退職し、年末年始はおよそ丸半月、無職の期間を過ごした。
この間、次の仕事のために日々IT関連の勉強に励み、中でもネットワーク関連の書籍を3冊ほどざっと読んだ。
ごく簡潔にOSI参照モデルやインターネットプロトコルスイート、TCP/IPプロトコルやDNSといった基本的な知識を得た。
新年より新入社員としての仕事が始まり、まさに今取り組んでいる作業は「社内にある携帯電話の所在を調べる」である。
年末年始に学んだものが役に立っているようだ(皮肉である)。
けれど、もちろんそれだけが作業内容の全てではなく、ドメインコントローラーや社内で扱っているサーバの管理なども範疇で、まだまだ見えていない楽しい仕事がたくさん待っている模様。
社内SEではなく、実際はITインフラ管理というのが正しい。
その「管理」するものの中には、沼化しているカテゴリも多少あるようだが、そんな五里霧中を雲散霧消するのが僕の当面の仕事である。
美人社員に「Amaizing!!」といって喜んでもらえるように日々仕事に取り組みたい。
Homebrewをインストール
年末年始は、読書ばかりしていても飽きるので、ブログ書いたりPCの設定を結構した。
そしてPCを二台購入した…
ノートとデスクトップ…
いや、だって、社内SE頑張るし…
PC買って勉強したいし…
という自分に対する言い訳を並べ立てて「買い物かごに入れる」をポチった。
まぁそれも含めていくつか面白いこともやったので、順次書いていきたい。
Homebrewの詳細は以下。
Homebrew
Homebrew — OS X 用パッケージマネージャー
MacOSXのパッケージマネージャと呼ばれるもので、Homebrew以外には、
というものがある。気になる人は要チェック。
パッケージマネージャ比較
MacWiki - リスト/UNIXパッケージ
僕はパッケージ管理は何でもよかったのだが、とりあえず最近はHomebrewが主流になってきているということで、これを採用した。
そもそもHomebrewを入れてしたかったことは、Rictyを生成すること。
プログラミング用フォント Ricty
プログラミング以外でももちろん使用できるし、非常に読みやすく、僕は多用している。
Rictyは著作権上の問題があり、生成物をそのまま頒布することができないようだ。
Rictyの生成にはフォント作成ツールのFontforgeが必要、ということで、Fontforgeをインストールできればパッケージマネージャは何でも良かったわけだ。
インストールパスの指定
僕は本当は、Macにパッケージマネージャを入れるつもりはなかった。
MacOS環境が汚れるのはあんまり好むところではない。
ゴリゴリいじり倒しても大丈夫なようにLinuxマシンを使っているのだから。
しかし、少し調べてみると、Macの/usr/local以外にもインストールでき、あまり環境を汚さずにインストールできるようなので、試してみた。
今回は、~/homebrewを作成し、この~/homebrewフォルダ以下にインストールする。
ターミナルから以下を実行する。
Homebrewインストール
$ pwd /Users/[ユーザ名] $ curl -L https://github.com/Homebrew/homebrew/tarball/master | tar xz --strip 1 -C homebrew
上記でhomebrewの本体のインストールは完了。
このページのAlternative Installsを参照すると良い。
上記のコマンド完了後、~/homebrew/binを環境変数PATHに通す。
JAVA JDK
Homebrewのインストールが完了し、環境変数PATHの設定もし終えると、brewコマンドが使用可能になる。
このbrewコマンドを使用して、各種パッケージをインストールしていく。
Homebrew パッケージインストール
$ brew install fontforge
パッケージインストールを進めようとすると、JAVA関連のダイアログが表示され、インストールできないことがある。
僕の場合、Fontforgeがまさにそうだった。その場合は下記のページからJava JDKをダウンロードしてインストールしよう。
Java SE Development Kit 8 - Downloads
Java JDK ダウンロードページ イメージ
8u65、8u66のどちらでもいい、と思う。
このページで、Accept License Agreementの方にラジオボタンでチェックを入れないとダウンロードできないので注意。
Mac用のdmgファイルがあるのでダウンロードしてインストール。
これで問題なくパッケージインストールが可能になる。
レッツコマンドライフ。
Macに対する思い
僕のMacは2009 Midモデルだ。
多少ハードウェアを変えていて、HDDを2TBにし、MacOSXに1TB、Windows10に500GB、LinuxBeanに500GBという設定で使っている。
メモリももちろん8GBに増設。
Macintoshはやっぱり使いやすい。
入力機器が良い。
トラックパッドのジェスチャが好き。
キーボードの軽さも素敵。
ディスプレイも綺麗。
MacOSXも好きだ。
アップグレードされるたびに、不要な機能が増えつつも、UIは洗練され、Windowsに比べても間違いなく使いやすい。
けれど、このゴージャスなPCよりも、おもちゃみたいにレトロなマシンに、LinuxBeanのようなおもちゃみたいなOSを入れて遊ぶのが好きな僕。
僕のこのレトロマシン愛好魂はどこから生まれたのか…未だに解決しない謎である。